2)クレメンティ 作品37の2
なんだか今日はやる気モードなのでクレメンティをもう少し掘り下げてみたいと思います。
僕は字と絵の心が全くないので楽譜に直接書くと真っ黒ななってしまうのでポイントを付箋してみました。
付箋のリズム(付点のついた音符)は人類が作り出したものらしいです。なので自然界にはないリズムです。
自然界のリズムは3連符だそうです。
(ウッホウッホみたいな)
なので意識しないとどうしても動物の本能の3連符に なってしまうので録音してみるといいです。
ここの音はラソファミレと降りているのが後のポイントになります。
ここは第一主題と第二主題を結ぶ繋ぎですが左手のミレドシラは第一主題のカタチを使ってるのがポイントです。
第一主題と同じくミまで弾ききってから次に行きましょう。
このときは右手はリズムを刻んでいるのですが右手にあわせるのではなく左手の旋律をしっかり歌って練習してそれに右手を合わせる方がテンポが崩れません。
またスマホをいじる指が限界なのでこのへんで(笑)
楽譜をよくみると発見がいっぱいあってなかなか面白いので弾くだけではなく楽譜を見る練習もオススメです。
音楽のルール3 付け足し
音楽のルールで小節の一拍目はアクセントをつけるということを書きましたが丁度いい教材みつけたのでかきます。
たまにあるsfとかfz(あってるか不安(ー ー;))
意味は「特に強く」っていわれてますが一拍目目以外にあったら要注意です。
ベートーヴェンのピアノ協奏曲4番の一楽章が典型的な例なのですが楽譜が実家なのでこれで。
意味だけ知ってる人は
「おっ!強くや」
と言ってここぞとばかりに強く弾いてしまいがちですが
小節の一拍目はアクセントをつけるルールを知っている人は違う解釈で弾いています。
このsfは
「一拍目と同じ強さで弾いてね」
という意味のsfです。
そうやってみるといかにこのルールを意識して弾くことが大切ですよね。
もう指が限界です(笑)
ちなみに強く弾いてもそれなりに聴こえるので拍手はもらえるけれど影で笑われてるからねって言われて以来きをつけてます。
1)クレメンティ 作品37の2 (1楽章)
この曲と出会ってクレメンティが好きになった思い出の曲。
楽譜を見ながら忘れないように勉強したことを書いていこう!
ソナタ形式とは
提示部(こんな曲です)
展開部(いろいろ展開します)
再現部(戻ってきました)
コーダ(終わりだよ)
からなっているのは知ってる人多いかな。
そしたらもう少し掘り下げて。
提示部は第一主題と第二主題からなりたっていてこの二つは雰囲気が違います。
専門的に言うと調が違います。
平たく言うとカッコいいのが第一だったら優しい感じが第二、明るい感じが第一だったら暗い感じが第二。なので雰囲気を変えて弾きましょう。
先に言ってしまうと再現部で同じことがおきますがこのときは調が同じです。これはソナタ形式の特徴です。
指が疲れたので今日はこの辺で。
ちなみに最初が第一主題(ニ長調)で2ページの5小節目から第二主題(イ長調)です。
音楽のルール 3
演奏するとき必ず小節の一拍目はアクセントをつけるというのは意外と知られてないルール。
何拍子にも必ず「1」があるのでこれをアクセントをつけて聴いている人に教えてあげるのです。
また今度ゆっくり書くけれどこれがあるから2拍子と4拍子は全く違うものという説明がつくのです。
クレメンティの構成力
自分の勉強何をしようかなと迷っていたとき先生から
「ソナタ形式とメヌエット足りないね」ということで去年はソナタ形式やろうと曲を探していたところ、、、
に出会いました。
そうです。あのクレメンティです。
しかしクレメンティはたくさんのピアノ曲つくっていて、しかもベートーヴェンが「モーツァルトよりいい曲つくる」と言ったほど曲の構成、旋律の美しさはすんばらしいと感じました。
そのきっかけになったのは
ソナチネ作品37の2
ソナチネかいとお思いでしょうがソナチネは小さなソナタ。つまりソナタの要素が短い曲にギュギュっと詰まっているのです。
これからオススメの曲を何曲か自分なりに(レッスンで教えてもらったのがほとんどですが、、、)まとめて紹介していきますのでお楽しみに!
このブログにしてもパソコンでやろうとおもうと機能がありすぎて自分にはアイホンでちゃちゃっとが性に合っていると感じた冬の朝でした。
音楽のルール2
ルールって守るものって言う人とやぶるものって言う人いるのはなんなんでしょうね。
信号のルールは知らないとケガしますが音楽のルールを知らないということが知らないところで知らないうちに恥をかくって僕の先生はいつも言っていました。
どういうことかというと音楽のルールを知っていればそういう弾き方にならないからです。
バッハの曲は八分音符以上の長い音符をノンレガート(一音一音切って弾く)がお約束です。
このお約束で習った人は大人になってからスラーなバッハを聴くとなんだか違和感を感じます。
僕がそうです(笑)
友人は「ノンレガートで弾くって習ったけどなんでだか知らない」と言っていました。
バッハのノンレガートは語ると何年かかかるので置いといて、、、
ここでバッハの弾き方が何パターンかうまれます。
「弾きたいように弾くバッハ」
「ノンレガートのバッハ」
「あえてスラーで弾くバッハ」
大きく分けて三つ。
下に行けばいくほど音楽のルールを知っている弾き方=ピアノの長けている演奏と評価されます。
なので無知な演奏すると
「えっ?そこをそうやって弾くの?!、、、ふーん、、、(たいしたことないな)」
って思われてしまいますよ。