風の即興曲
日本人の作曲家で自分がよく弾くのは中田喜直かなぁ。
この風の即興曲は15分の本番で2分くらいあまってしまうので入れた曲。
当時はいい曲だなくらいにしか思わなかったけど久々に弾いてみたら発見がいっぱいあって勉強不足だったと反省。
二小節単位で進んでいくんだけど下のドと上のドの四分音符の動きと途中から一人増えているところがポイント。
三連符は重くならない方がいいけれど四分音符の動きをキチンと勉強すると自然と重くならないと思う。
ここは風をテーマにしたのがよくわかる部分。テンポが速くなりがちに注意。
ここからパラパラ動いていた風が消えていくのと二分音符の長い音符がよく使われているのがポイント!
一回風が止まるところもいい味を出していると思う。
練習のポイントは細かい音符よりも長い音符の動きをよく勉強するとまとまってゴチャゴチャしなくなるところ。
中田喜直はピアニストを目指していたけれど手が小さいことにすごく悩んでいたらしく、たがらからか子供のための曲をいっぱい書いている。
ソナタは一曲あってものすごく情熱的でカッコいいけどめちゃめちゃ難しい!